90分の無駄ではない無駄な努力（？）

実は先ほど、メインブログの方で1つ記事を書こうとしていた。

題材は「JR九州（在来線）の自動運転は実現可能か？」

これはニュースで見た内容に対して自論を述べる手法で記事を展開する予定であった。ちなみに具体的なニュースの内容は、実際にヤフーニュースの記事をご覧いただくとして･･･

JR九州、在来線の自動運転を研究 グループ初 大量退職に備え19年度にも試行 （西日本新聞） - Yahoo!ニュース

一応簡単に説明するならば「将来的に人手が足りなくなる可能性が高いから、じゃあ電車が勝手に運転してくれれば良いよね」くらいの夢物語。

これに対して90分ほどかけて「ごく一部の限られた路線を除き、物理的な事故の排除が不可能である」ことと「根本的にJR九州の企業体力として、自動運転を実現するための投資が出来るのか？」という観点から、「厳しいと言わざるを得ない」と結論づけるつもりであった。

でもよくよく考えれば、実は自動運転って（条件はあるけれども）色んな路線で既に実用化されているのだ。だからJR九州に関しても、信号システムの変更とそこを走る列車のシステム対応さえ準備できれば、限定的な線区であれば実現可能じゃん？と気づいてしまった。

ここまでに下書きで要した時間：90分。

なんと無駄に時間と体力を消耗してしまったことだろう。

だがしかし、考えようによってはポジティブに捉えることも出来る。「気づき」があったことで、下書きを行った約2500文字の駄文を世に送り出すことなく、それによって恥を全世界に晒すことも無くなったのだと。つまりこの90分は決して無駄ではなかったのだ。

･･･そう自分に言い聞かせたけれども、でもやっぱり90分かけて書いた2500文字が惜しいので「そんなことを書こうとしていました」という夢の跡をこちらに記しておきたい。

昼間にニュースを見たとき、これは久々に良い考察記事が書けそうだ（自画自賛）と思ったんだがなあ。現実はなかなかに甘くないみたいだよ。明日14日はあまーいチョコレートが飛び交うバレンタインデーだっていうのにね。